江戸時代の漁師の家

江戸時代の漁師の家

04江戸時代の漁師の家(画像№13)

ぺリー来航の11年前、天保(てんぽう)13年[1842年]に横須賀市佐島に建てられた漁師の家を博物館に移築しました。この家は「九尺三つ取り(きゅうしゃくみつどり)」と言われ、ニワ[土間(どま)]、ザシキ、オクがそれぞれ9尺[約2.7m]の幅を持って建てられた田の字型の住居です。佐島の漁師にとって「九尺三つ取り」の家に住むことは、一人前の証しとされていました。

実際に使われていた家なので、所々に昔の面影が感じられます。縁側(えんがわ)に座りながら地引網船(じびきあみせん)や大きな生け簀(いけす)を眺めるのも味わい深いものです。

 

自然・人文博物館

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