自然と歴史のたより一覧
- 2018.11.28
学芸員自然と歴史のたより「電信線を最初に描いた日本人」
広瀬格蔵「環海航路日記前編」 この単純な絵は、1860年近代日本初の外交使節団員(万延元年遣米使節団)が、パナマ鉄道に沿って敷設されていた電信線を描いたものです。「テレガラフ(Telegraph)」の説明 […] - 2018.10.30
学芸員自然と歴史のたより「イカした色ですが、なにか?」
突然ですが、漁師さんはカラフルな色使いをするでしょうか?漁に出るときにオシャレな格好をする漁師さんはいないと思いますが、道具の色使いに神経を使う時があったようです。今日ご紹介するのは、イカ釣りに使ったイカヅノです。 […] - 2018.09.24
学芸員自然と歴史のたより「「基本昆虫種」から身近な昆虫を調べよう!」
生物多様性の例にも取り上げられることの多い昆虫類は、地球上に200万種以上がいると言われるくらい、多くの種を擁しています。私たちのくらす日本国内では約3万種、神奈川県では2004年の時点で約1万種が見つかっています。当 […] - 2018.09.04
学芸員自然と歴史のたより「東京湾にある3つの海堡(かいほ)」
明治から大正時代にかけて、首都東京を守るために3つの島がつくられました。 これら3つの人工島は「海堡」と呼ばれ、東京湾要塞の中でもとりわけ長期間をかけて整備された大掛かりな国家プロジェクトでした。 ここで、3つの海 […] - 2018.08.03
学芸員自然と歴史のたより「身近な植物の図鑑をつくってみよう」
2018年7月27日に夏休み企画として、小中学生を対象に「身近な植物の図鑑づくり」を実施しました。多くの申込みをいただいたこの行事の内容を紹介します。 1.シールを貼って図鑑をつくろう はじめに、こちら […] - 2018.06.30
学芸員自然と歴史のたより「古代、文字の読み書きはエリートの証?」
エジプトのヒエログリフ、インダス文明の楔形(くさびがた)文字、中国の甲骨(こうこつ)文字など、世界各地で発明された「文字」は文明の発展に不可欠でした。なぜなら、それまでの口伝(くでん)という個人の記憶にたよる曖昧さから […] - 2018.05.30
学芸員自然と歴史のたより「今年は相模湾の沿岸でアユが急増!?」
日本の夏の風物の一つに「アユ」があります。 アユ(学名:Plecoglossus altivelis altivelis)は本州、四国、九州と北海道の一部、朝鮮半島に分布するアユ科の魚で、成長にともなって川と海と行き […] - 2018.04.30
学芸員自然と歴史のたより「野比海岸の断層ガウジ」
横須賀市千駄ヶ崎の西方、県道212号久里浜港線沿いの野比海岸では、活断層である北武断層と、新第三紀の地層が観察できることを「野比海岸の地質:活断層と新第三紀の地層」で述べました。今回は活断層付近で見られる柔らかい断層ガ […] - 2018.03.30
学芸員自然と歴史のたより「シダ・コケを中心としたテラリウムを設置しました」
2018年2月14日、馬堀自然教育園と博物館本館にそれぞれ水槽展示が設置されました。設置されたのは「テラリウム」という形式のもので、水槽内に陸上の生物が飼育・鑑賞できる環境を作ったものです。馬堀自然教育園では一つの水槽 […] - 2018.03.02
学芸員自然と歴史のたより「ハイネが描いた「犬」」
ことしは戌(いぬ)年なので、「犬」にまつわる話しをひとつ。 1854年春、日米和親条約を締結するために、当時の横浜村の海岸に設けられた建物。この歴史的瞬間を描いた画家ハイネのいわゆる「ペリー艦隊横浜応接所へ上陸の図」に […]