自然と歴史のたより一覧
- 2017.04.06
学芸員自然と歴史のたより「4月の展示とイベント(植物編)」
あたたかく春らしい陽気になりました。 博物館では、春の風物詩である桜に関するトピックス展示「桜~横須賀市の木とキになる害虫~」がはじまっています。横須賀市の木であるオオシマザクラをはじめ横須賀市内で見られる桜の標本展示の […] - 2017.03.30
学芸員自然と歴史のたより「三浦一族と横須賀製鉄所」
鎌倉時代から活躍した三浦一族と、150年前に起工された横須賀製鉄所(造船所)との思わぬ関係を紹介しましょう。禅宗の高僧で夢窓疎石という方が、14世紀前半、横須賀に泊船庵(はくせんあん)というお寺を構えました。この地でお世 […] - 2017.02.23
学芸員自然と歴史のたより「スズメバチたちのくらしと冬ごし」
夏から秋にかけて巣が大きくなり、ときには近づいたヒトを襲うこともあるスズメバチたち。庭木の枝や家の軒下など目につきやすいところにつくるキイロスズメバチやコガタスズメバチが有名ですが、三浦半島ではその他にオオスズメバチ、 […] - 2017.01.24
学芸員自然と歴史のたより「冬が旬、縄文人もカキが好き!」
冬本番、お鍋を食べて身も心も温まりたい季節です。お肉もいいですが、三方を海に囲まれた三浦半島ならば、やっぱり新鮮な魚介と野菜がマリアージュする海鮮鍋が一番でしょうか。海鮮鍋に使われる魚介といえばシャケ・アンコウ・ホタテ […] - 2016.12.23
学芸員自然と歴史のたより「冬の植物の楽しみ」
寒い日が続き、多くの植物が葉を落とす季節となりました。みられる花は少なくなりましたが、果実や種子、落ち葉や冬芽を探してみるなど、冬の野外も楽しい発見がたくさんあります。 2016年12月3日(土)には博物館行事「森の […] - 2016.11.20
学芸員自然と歴史のたより「横須賀製鉄所で重視されたものは何か?」
横須賀製鉄所は、大きな船の修理や日本の工業力強化を目的とした幕末最大の建設事業でした。事業を託されたフランスでは、そのトップを務める首長にヴェルニーをすすめてきました。まだ20代のヴェルニーを見た幕府のサムライの中には […] - 2016.10.27
学芸員自然と歴史のたより「葉山-嶺岡帯:三浦・房総半島で最も古い岩石と地層」
三浦半島と房総半島には、同じ時代につくられた類似する岩石や地層が分布しています。両半島の大地のほとんどは新生代新第三紀以降(2,300万年前以降)の地層でできていますが、その中でも最も古い時代の地層や岩石が見られる地域 […] - 2016.09.27
学芸員自然と歴史のたより「湯、立ちぬ」
夏が終わり、秋がやってきました。もう少しすれば、鍋料理がおいしい季節です。鍋料理を思い浮かべるのは気が早いかもしれませんが、コトコトと音を立ててお湯がわいた後には、おいしいものが待っているものです。 お湯がわくという […] - 2016.08.20
学芸員自然と歴史のたより「ウミウシ模型の製作」
現在(9月25日まで)、博物館本館で公開中の天神島臨海自然教育園開園50周年特別展「天神島大冒険!-海とともにくらす生き物たちの楽園-」において、手作りウミウシ模型17種類が展示されています。ウミウシ類はその美しさから […] - 2016.07.22
学芸員自然と歴史のたより「黒船と電信機が予見した未来」
1853年(嘉永6年)ペリー提督が浦賀沖に現れ、新時代の幕開けとなったことは、皆さんご承知でしょう。蒸気船が実用化され、世界中を走り抜ける時代がやって来たのです。ちなみに、黒船と呼ばれたのは、船体が黒いからです。当時日 […]