自然と歴史のたより一覧
- 2021.06.25
三浦半島に再出現したシルビアシジミ【学芸員自然と歴史のたより】
シルビアシジミは体の小さなシジミチョウ類の一種で、見た目は各地に普通に分布しているヤマトシジミに似ています(図1)。西日本を中心に分布し、東の端にあたる関東地方では栃木県・千葉県とともに神奈川県もまた分布域の一つでした […] - 2021.06.01
横須賀製鉄所の指導者ヴェルニーとティボディエってどういう関係?【学芸員自然と歴史のたより】
■よこすか近代遺産ミュージアム ティボディエ邸 5月29日、ヴェルニー公園内に新たに「よこすか近代遺産ミュージアム ティボディエ邸」がオープンしました。 これにあわせて、当館で開催中のトピックス展示「湊町・ヴェルニー公園 […] - 2021.05.12
平和中央公園のクロマツ【学芸員自然と歴史のたより】
博物館に隣接する平和中央公園には、クロマツ(マツ科)が植栽されています。 公園に植栽されているクロマツ 今(4〜6月)は花の時期なので観察してみましょう。 今年伸びた新しい枝の先端に赤い丸いものが付いていま […] - 2021.04.03
漂着した武士の遺体【学芸員自然と歴史のたより】
本号では、新政府軍と旧幕府軍の戦いである戊辰戦争(1868-1869)が終結した頃、三浦半島に漂着したとある遺体をめぐる出来事について紹介します。 明治2年(1869)5月20日、鴨居村(現横須賀市鴨居)の百姓佐七( […] - 2021.03.02
三浦半島と周辺海域の活断層【学芸員自然と歴史のたより】
三浦半島には,5本の活断層が知られています。活断層とは,岩盤や地層のズレである断層のうち,今後も活動して地震を起こす可能性があるものを言います。ここでは三浦半島の活断層の概略を紹介します。 三浦半島には北から衣笠断層 […] - 2021.01.31
アホでもヘボでもありません!【学芸員自然と歴史のたより】
アーボヘーボをご存じですか?漢字では粟穂稗穂と書きます。「あわほひえほ」がなまって、アーボヘーボになったんですね。どんなものなのかということで、写真をご覧ください。 アーボヘーボ(横須賀市衣笠) &nbs […] - 2020.12.26
三浦半島の農業と三浦ダイコンの変遷【学芸員自然と歴史のたより】
農業を研究対象としてみたとき、文系と理系の枠をとりはらった複合的な視野が必要です。総合博物館としての当館は、今後とも積極的に取り組みたい分野です。 三浦半島の農業は、明治期以降、さまざまな試行を繰り返しながら発展して […] - 2020.12.01
冬鳥観察のすすめ【学芸員自然と歴史のたより】
横須賀周辺では、渡り鳥のうち越冬のために飛来する「冬鳥」が種類、飛来数ともに夏に繁殖のため飛来する「夏鳥」より圧倒的に多くなっています。これは多くの場合、横須賀が温暖な気候にめぐまれていることに起因しているもので、カモ […] - 2020.10.28
学芸員自然と歴史のたより「「新しい生活様式」は初めてですか?」
今年も残り2ヶ月、いろんなことがあったというか、なかったというか…。新型コロナウイルスによって、私たちの生活は一変しました。感染拡大防止のため「新しい生活様式」が唱えられて、半年が経ちます。 みなさんは、「新しい生活 […] - 2020.09.30
学芸員自然と歴史のたより「最近みつけためずらしい昆虫たち」
博物館では横須賀市を含む三浦半島地域をフィールドとしています。学芸員はそれぞれの担当分野の中で地域についての様々な資料を収集・研究しています。今回のコラムでは昆虫分野でここ数年の間に確認された、めずらしい(めずらしかった […]