「国際博物館の日」記念行事 企画展示「石黒蝶類コレクション」






◎展示種別:企画展示

◎展示名:石黒蝶類コレクション

◎開催期間・開催日:2009年4月25日(土) ~ 2009年9月7日(月)
◎時間:9:00~17:00
◎観覧料: なし
◎開催場所:特別展示室(人文館3階)
◎展示内容:a.開催概要 石黒蝶類コレクションは、日本内外の蝶類標本263種876点におよぶ資料です。当コレクションは、2003年に逝去された石黒忠久(ただひさ)氏収集の標本であり、ご遺族のご厚意により2005年に当博物館に寄贈されました。収蔵に際しての整理・同定作業により、2007年に博物館資料集「石黒蝶類コレクション目録」が刊行され、今回の展示への運びとなりました。本企画展示は、石黒蝶類コレクションのすべてを展示し、蝶類の多様性や魅力を再発見・再認識していただく機会として、開催いたしました。 b.コレクションの紹介 石黒蝶類コレクションは、日本を含む世界24ヶ国に産する蝶を含んでいます。日本国内では、石黒氏にゆかりの東京都や神奈川県のほか、日本有数の蝶の多産地である本州中部地方の蝶が多くを占めます。氏が長年暮らした三浦郡葉山町を中心に、横須賀市や横浜市、逗子市などで採集された標本は、変わりゆく地域の昆虫相を未来に伝える重要な資料です。 海外では、東南アジアを中心とする熱帯性の美しい蝶が多数を占めます。その多くは、実際に石黒氏が現地で採集したものです。 また、石黒氏は九州大学名誉教授岡島銀次氏採集の標本を数多く譲り受けています。これらの標本は、いずれも1920~1930年代に採集されたものであり、当博物館最古の昆虫標本であり、当時の生物相を知る貴重な資料でもあります。 c.標本資料の紹介 石黒蝶類コレクションは、蝶類を14のグループに分けた中の7グループについての資料を含んでいます。本企画展示では、このグループごとに蝶を紹介しています。 石黒蝶類コレクションで収集されている蝶類の科(か) アゲハチョウ科  シロチョウ科  マダラチョウ科 ジャノメチョウ科  モルフォチョウ科  タテハチョウ科 テングチョウ科 また、当館収蔵の他のチョウ目コレクションも、この機会にその一部を公開します。 ※「チョウ目(もく)」:蝶と蛾をあわせたグループです。 他のチョウ目コレクション 大野蝶類コレクション  伊藤蝶類コレクション 古谷蝶類コレクション  神部蛾類コレクション

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