◎展示名:空から見た三浦半島
◎開催期間・開催日:
◎時間:9:00~17:00
◎観覧料: 三浦半島活断層調査会、PPG湘南平塚
◎開催場所:本館3階特別展示室
◎展示内容:
三浦半島の海岸には、海水準の変動と土地の隆起によって過去1万年間に作られた海食台や波食棚が発達しています。そのため、三浦半島の基盤岩である新第三紀層 (2,380~260万年前) が海岸に露出し、城ヶ島や剣崎、荒崎などは三浦半島の景勝地となっています。このほかにも転石帯や砂浜なども見られ、三浦半島の多様な海岸環境を作り出しています。これらの海岸には多くの動植物が繁茂・生息しており、三浦半島の豊かな自然を見ることができます。
三浦半島活断層調査会とPPG湘南平塚は、2008年6月と2009年3月に、パワードパラグライダー (PPG) を用いて三浦半島西岸を空撮しました。撮影は春の大潮干潮時に行われたため、普段私たちが目にすることのできない三浦半島の姿が写し出されています。それらからは土地のつくりや植生など、多くの情報を読み取ることができます。今回の展示によって、より多くの方が三浦半島の景観に魅力を感じ、三浦半島の土地の作りや自然環境について理解を深めていただければ幸いです。