学芸員自然と歴史のたより「4月の展示とイベント(植物編)」

あたたかく春らしい陽気になりました。

博物館では、春の風物詩である桜に関するトピックス展示「桜~横須賀市の木とキになる害虫~」がはじまっています。横須賀市の木であるオオシマザクラをはじめ横須賀市内で見られる桜の標本展示の他、植物としての「サクラ」はどのようなものなのか(「ウメ」との違いなど)について解説しています。また、ここ数年で関東地方でも被害例が報告されるようになった桜を枯らしてしまう外来昆虫「クビアカツヤカミキリ」も紹介しています。4月16日(日)までの展示ですので、是非ご見学ください。

トピックス展示「桜~横須賀市の木とキになる害虫~」

 

ところで、春は海藻の観察に適した季節であることはご存知でしょうか。陸上の植物の多くは春に芽生えて大きくなりますが、海藻は秋から冬にかけて成長し、春に繁殖します。子孫を残した後は枯れてしまうため、夏の海岸では海藻をほとんど見ることができません。

博物館付属天神島臨海自然教育園では4月29日に自然観察会「海藻入門」を行います。園内の海藻の観察や同定(名前を調べる作業)、海藻おしば作りも実施します。昨年は50種以上の海藻を観察できました。参加申込み締切りは16日までです。こちらも是非ご参加ください。(植物学担当:山本)

海藻おしば作品

 

 

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